実践に勝る勉強はない、とWeb制作案件やるたびに思う件

どうも、くまだです。

Web制作案件をいくつかこなしているうちに、ふと思ったことがありまして。

「実践に勝る勉強はない」

もちろんWeb制作に限らずの話にもなります。

基礎学習は大事だが…基礎を何周続けても実践に勝らない

Web制作学習初期のころに私がよくやってしまった失敗(だと思っている)は、「基礎を何週も学習したこと」です。(例えばProgateを何週もする、模写をやりまくる、みたいな…)

基礎をバカにしているわけではないし、基礎が超大事なのもわかってます。基礎があってこその本番なんで。

それに基礎やサイト模写をやっているとめちゃめちゃ安心するんですよね…(自分めっちゃ勉強やってるな~みたいな)

こんなこと書いている自分だって、

  • Progateを何周もした
  • Webサイト制作の基礎本を何冊も買った
  • 模写をやりまくった

基礎本も模写もそれなりにやって、やっている間はやっぱり安心していた。そしてそれらが終わると、「まだ実践は早い」と思ってまた違う教材を探してそれを繰り返す、という感じ。

今から考えると、遠回りしたやり方だなと思いました。そのせいで、私はWeb制作の勉強を始めてから初案件獲得するまでたぶん1年以上かかりました笑

まあ、本業が忙しすぎて1日1~2時間ぐらいしか勉強できなかったのも原因ですが。

いざ案件・仕事を獲りに行こうと思うんですけど、その段階でビビっちゃうんですよね。そのせいでいまだに営業は苦手という…。

ちなみに私の場合、仕事の受注方法は主に以下の3つに大別されます。

  • 営業やディレクションが得意な人とつながって仕事をもらう
  • 制作会社の下請け
  • 紹介

基本的に自分から営業したことはないものの、なんだかんだいって仕事は(今のところ)ある状態です。

実践が一番勉強になる

基礎学習をやり、模写もそれなりにやって、なんならスクールまで通ってようやく案件獲得。

さあ制作やるぞ、とコーディングを進めていく中で詰まる箇所はいくつもありました。めちゃめちゃググってなんとか実装までこぎつけたのもいい思い出。

基礎は大事だけど実践が一番勉強になりました。

基礎学習や模写でやってこなかったレイアウトだったり実装だったり、細かい部分のコーディングもわからないところはひたすらググりまくった。

フリーランス歴1年程度の私が今でも思うことですが、、案件のだいたい2~3割はやったことがないやつが出ます笑

やったことがないやつが出るたびにひたすらググりまくる毎日…

それでなんとか実装して納品して、それでちょっとだけ自分に自信がつきます。案件を通して勉強したネタは次回以降の案件で使えるのでメモしておきます。

そのメモが使えれば少しだけ制作が楽になります。詰まったらググりまくって、またメモして、その繰り返し。

ぶっちゃけこれが一番勉強になりました。

納期も決まっててお金が絡んでて、お客さんが相手でですから、そりゃあ必死になって調べます笑

基礎学習や模写にはない緊張感や時間的な制約も絡んでくるのでマジで力が付きます。

じゃあ基礎を適当にして早めに実践に行く?

実践が一番勉強になるなら基礎がそれなりでいいかというと、それはそうではないと思います。

分からなくなったらググりまくると思うんですけど、全部が全部分からないわけではなくて、分かる部分が少しはあると思います。

分からない部分が真ん中にあるとしたら、その周辺に分かる部分がいくつかあるイメージ。(伝わるかな…)

分かる部分をヒントにググって、分かる部分同士を組み合わせて解決するときもあります。

その「分かる部分」がなんで理解できるかというと、これまで基礎学習や模写などがんばってやってきた結果だからです。この部分を怠ってしまうと、分からない部分の範囲が増えて、「解決のヒントになったかもしれない分かる部分」が減ってしまいかねません。つまり、難易度が上がる笑

そもそも分かる部分が分からないと、ググるにも調べ方が分からなくなると思います…

ということで実践が一番勉強になるには間違いないですが、それは基礎が背景にあっての話なので、基礎をおろそかにしていい話ではないです。

あ、でもProgateは何周もしなくていいです笑

ここまで読んでくださりありがとうございました。

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