どうも、くまだです。
コーディングの仕事で、ときどきモバイルサイズデザインなし・PCデザインカンプのみで「モバイルサイズはよしなにで作って」といわれるケースについて。
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「よしなに」でコーディングのメリット・デメリット
「よしなにで~」とけっこう簡単な感じで言われます。
いわゆる「よしなに」でコーディングする場合のメリット。
- 作業者側の裁量でできる
- モバイルサイズのデザイン配置がある程度自由なので、場合によっては早く作業が終わる
逆に「よしなに」でコーディングする場合のデメリット。
- 二度手間になる可能性がある
- 案件の単価が安い
どの辺が「よしなに」なのか私は基準が分からないので、自分が思っている「よしなに」で作っています。
モバイルサイズデザインは、PCサイズデザインと比べてシンプルな構成になるので、基本は縦並びになります。フォントや余白感はだいたい1/2か1/3ぐらいのサイズ感に収める感じにしてしまいます。
ただ、これが正解か分かりませんが…
モバイルサイズデザインカンプがもともとないので、そのデザインカンプを待つことなく着手できるので、多少早く作ることができます。
しかし、実際こちらの「よしなに」で作っても、現実は修正が発生することがほとんどです。
理由はフォントサイズがでかすぎる(or小さすぎる)、余白が広すぎる(or狭すぎる)…などさまざま。もしくは具体的に○○のセクションの××の部分を~~にしてほしい、みたいな。
こちらとしては、相手が「よしなにで」と依頼していたのに、結局修正するんかい!となるので、それであれば初めからモバイルサイズデザインカンプを作ってほしいな、と思います。(そして結局対応はする)
デザインカンプは、実際に作業するコーダーとクライアントやデザイナーさん(もしくはディレクターさん)との間の、ある意味でのコミュニケーションの一つだと思っています。コミュニケーションが不足していると、齟齬が発生するので戻しが発生し、結果二度手間になり、時間がまたかかります。
よしなにの基準が人によって違うので当然といえば当然です。
もちろん「そもそもモバイルサイズのデザインカンプを作る予算がない」ということもあるので、現実はなかなかうまく事が運ばないのですが…。
同じ「よしなに」でも、どの程度の「よしなに」なのか、基準をあらかじめ聞いておくのがいいのかなと思います。
「よしなに」って言葉が、ちょっと便利に使われすぎている気がして、なんとなく今回の記事を書いてみました。
ここまで読んでくださりありがとうございました。