どうも、くまだです。
私は2021年の1月に開業してからフリーで専業のコーダー(+ライティングを少々…)をやっています。2023年8月現在では、ほぼ静的コーディングのみの案件をやっています。
「WordPress化までできないと仕事ない」と一部で聞きますが、別にそんなこともないという。
WordPress化できなければ仕事がないわけではない
Web制作の初学者やまだ案件をやったことがない人で、静的コーディング(HTML,CSS,JavaScriptなど)のほか、WordPress化・オリジナルテーマのWordPressサイト構築まで勉強をやっている人がいます。
それはそれで、できることが増えるので勉強することは素晴らしいと思います。また、実際WordPressサイト構築案件のほうが単価がいいのも事実(だからみんなこれを勉強する笑)。
個人的には、まず静的なコーディングをしっかりできるようになってからほうがいいのでは、と思っています。ちなみに自分は2年ぐらいコーダーやってますが、いましっかりできているかというと、いまだに自信はない。
参考までに自分の業務スタイルはというと、基本的に下請けで、
- ディレクターさんからデザインデータがくる
- デザインデータから静的コーディング(私の担当はここの静的コーディング部分)
- 静的コーディングデータをディレクターさんに渡す
- ディレクターさんが他のエンジニアさんに静的コーディングデータ渡す
- エンジニアさんが静的コーディングデータからWordPress化する(テストサーバーにアップされる)
- WordPress化にともない、スタイル修正やJS修正が発生したら、ディレクターさんから自分に連絡がくる
- 修正してファイルをサーバーにアップ→ディレクターさんに連絡
という感じで、静的コーディング部分とWordPress化の部分は分業でやっています。
仮にWordPress化までのスキルがなくても、上記のように(WordPress化前提の)静的コーディングの仕事もあります。
他にも例えばLP(ライティングページ)のコーディングだったら、WordPress化する意味はほとんどないので、LPコーディングも静的コーディングスキルだけでもだいじょうぶかと思います。
私は2年ぐらいフリーでコーダーをやっていますが、ほぼほぼ静的コーディングの仕事です。とはいえ、私の場合がそうであって、他の人はWP案件がほとんど!という人もいます。この辺は人によって違います。
Webサイトでよく見られるようなパーツ・動きなども実装できるといいです。例えば下記のようなもの。
- ハンバーガーメニュー
- コンタクトフォーム
- 左右交互レイアウト
- タブメニュー
- アコーディオンメニュー
- プルダウンメニュー
- ブログカードレイアウト
- トップに戻るボタン
- スライドショー
- swiperなどプラグインを使った実装
- アニメーション(GSAPなど)
なお、アニメーションに関しては、クライアント(ディレクター)さんから言われない限り、絶対実装しません。個人的には、アニメーションおしゃれでかっこいいですが、コンテンツを早くみたいユーザーからすれば自分はアニメーション懐疑的です。
あと余談ですが、デザインにはないけどホバーしたら下線がでる程度のアニメーションであっても、指定がない限りは自分はやりません。
静的なコーディングの仕事に慣れてきたら、WordPress化の仕事をやるのでも遅くはない気がします。WordPress化ができないと、コーディングの仕事がないわけではない、と学習中の方にそれだけは伝えたい。
ここまで読んでくださりありがとうございした。