学習中と実務の間の見えない壁

どうも、くまだです。

ネタがないので雑談ネタ。自分はこれまでWeb制作のコーディングを勉強するにあたって、テキスト教材やら動画教材やらさまざまな教材に手を出してきましたが、一番身に付いたのは「実務」でした、という話。

学習中と実務の間の見えない壁

自分的あるあるなんですが、テキスト教材や動画教材をいくら勉強しても結局実務なり案件なり「本番(もしくは本番に近い状況)」で使わないと覚えないな~と思いました。

自分の経験ですが、コーディングの基礎の基礎、HTMLやCSSの勉強するとき最初にはじめたのはProgate。

Progateはいい教材で、ゲーム感覚でサクサク進められます。

サクサク進みすぎて、振り返ってみるとあんまり頭に入ってない。Progateを何周かして、いざデザインカンプからコーディングしようと思うと手が動かない…みたいな(他の人も似たような経験あるかな?)。

最初ヘッダー1つ作るのに1週間以上かかったのもいい思い出…

Progateに限らず、例えばスクールの教材やUdemyの動画教材でも教材に沿って進めていくので、一見自分できるんじゃね?みたいな感覚になるのですが、本番になったときに手が動くかどうか。

自分はWeb制作のコーディングしかやってないので、その部分しか語れませんが、、、

あれだけ教材や模写、練習したのにいざ本番(初案件)のときはめっちゃビビっていたし、めちゃくちゃ不安だったのを覚えています。なんというか、練習と本番の間に見えない壁みたいなのものがあって、それを乗り越えるのが怖い感じ。

ずっと練習だけしてたい、ずっと安全な場所にいたい、みたいな。

本番になると、あれだけ練習したのに本番ではめっちゃググる笑

ぜんぜん身に付いてない感じですが、そうやって少しずつ実践を通して経験を積むと、だんだん慣れてきます。

コーディングでは、いろいろなパターンのデザインカンプをコーディングすることになるので、自分の中である程度頻出パターンがわかるようになります。数をこなせばこなすほど、自分の中にパターンが蓄積されるので、「あ、このパターン、前にやったな…」という感じで初回より少しだけ早く実装できるようになります。

教材で勉強するのはあまり意味がないのか、というとまったくそうでもないです。引き出しがあるのとないのとではまったく違うし、そもそも調べるのにも調べる元となる知識がないと、調べるのにも時間かかります。

同じ調べるのでも、学習中でやるのと本番でやるのとでは、気持ち的にも雲泥の差があります。なぜなら、「納期」や「責任」、もしくは「お金」がかかっているから笑。

実装上分からない部分は、学習中より本番のほうがめっちゃ必死に調べます。そういう意味では、ある意味実務のほうが身になります。

学習中から本番の間には見えない壁があり、それを乗り越えても、本番ごとに見えない壁(やったことがないパターンや実装)がいくつもある。壁が高いと思って諦めずにこれらの壁を越えつつ、数をこなしていくことが、継続につながるのでは、と。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

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