Web制作案件獲得前にやったこと

どうも、くまだです。

個人的に、案件獲得する前にやっておいた方が良いということを紹介したいと思います。ただし、これをやれば必ず案件を獲得できるという類のものではありません。案件を獲得してから作業するまでの不安を少しでも和らげるための施策、という感じで読んでもらえれば幸いです。

〇Web制作案件獲得前にやったこと

  • インプットよりもアウトプット重視の学習
  • 仮想案件
  • SNS運用とブログ運用(番外編)

実際の案件をやるときのレベル感に関する記事はこちらです。

Web制作案件獲得前にやったこと

案件獲得前にやったこと

他の記事でも言ったことがあるかもしれませんが、インプットよりもアウトプット重視の学習をすることを基本的にお勧めします。テキストでも動画教材でもスクールでも何でもいいのですが、インプットをしたら次は実際に制作物をつくる、というアウトプット学習を勧めます。

インプット学習をしていると、どうしても「わかった気になってしまう」「理解した気になってしまう」というのがつきものだからです。分からないものは調べながら、ググりながら進めて、メンター的な人がいるのなら、その人に聞いたりしながら制作していくのがいいかなと思います。

周囲にそういった人がいないなら、プログラミングスクールに通うという方法もありますし、MENTAというサービスを使って、メンターを月額いくらで雇うこともできます。

ちなみに私は両方利用したことはあります。

参考までに、私が通ったプログラミングスクールは⇩

MENTAのほうは⇩

勉強しておいてよかったこと・勉強しておけばよかったこと

どこまでアウトプットすればいいのか、というのは人によって正解はいろいろ違うと思います。個人的に勉強していてよかったなと思うのは、

〇個人的に勉強しておいて良かったこと

  • レスポンシブの実装
  • Sass
  • 静的サイトのWordPress化

そしてもっと勉強しておけばよかったな、と思うのが 

〇個人的にもっと勉強しておけばよかったと思うこと

  • JavaScript(jQuery)
  • デザイン
  • サーバー関係の知識

ハンバーガーメニューやプルダウン、アコーディオンメニュー、スライドショーなどよくWebサイトで見かけるようなパーツ類は作れるといいかなと思います。

デザインに関しては、PhotoShopやAdobe XD などを使いながら、何か一つワイヤーフレーム(WF)やデザインカンプを作成する練習をもっとすればよかったなと思います。

自分の場合言い訳にしかなりませんが、デザインはやりたいんですけどコーティングの方が忙しくてなかなかゆっくりデザインを勉強する時間がないという感じです。隙間時間でやるしかないというのが現状です。

デザインはセンスがないので向いていないという人も、一定数いますが個人的には知識・経験・理論を学習すればなんとかなると思っています。

センスは先天的なものが備わっていないとできない印象ですが、知識・経験・理論ならは後から勉強すれば獲得できます。まあ、デザインをあまりやってこなかった人間なので説得力はないんですけどね笑

仮想Web制作案件をやってみよう

分からなくなったら作りながら勉強していけばいいんですけどね。ただ前もって勉強しておくと少しでも不安が払拭されるのはいいと思います。これら総合的に考えるとやはり仮装案件をひとつ設定し、自分でデザインから HTML・CSS・JavaScript などで静的サイトを作成し、そこからWordPress化まで一連の流れを学習しておくのが最適かなと。

よく制作物を作ったら営業してさっさと仕事を取ろう!という人はいますが、自分の場合はそこまで行けなかったし、慎重すぎたので実案件を取る前に仮想案件的なものをやりました。 

その人の1日の勉強量・作業量によりますが、HTML・CSSを勉強し始めて数ヶ月で案件獲得!とか Twitterで見かけますが、そんなに焦る必要はありません。無事納品できればいいんですけど、クライアントに迷惑をかけるような事態だけは絶対に避けねばなりません。

もちろんめちゃくちゃインプット・アウトプットをこなし、クライアントが満足行くものを納品できれば、それはそれで越したことはありません。

仮想案件をするなら、素材の選定からワイヤーフレーム作成、デザインカンプ、そして静的サイトにコーディングしてからのWordPress化までの一連の流れをやっておくのをおすすめします。

仮想案件をやっておくといい理由は、

  • 自分が、実際にどのくらいの期間で作れるかわかる
  • 得意な部分と不得意な部分がわかる
  • ググり力が鍛えられる
  • 実機テスト(表示確認)やサーバーにアップ等、「つくる」だけじゃない作業も確認できる

などがあります。

私の場合は、個人ではなくチームを組んでいたので、チームの中で仮想案件をやりました。 チームで仮装案件をやっておくと良いことはいくつかあります。

〇チームで仮想案件をやるメリット

  • チームでの制作経験
  • Gitを使って複数人でデータのやり取り
  • 案件の不安を和らげる
  • 苦手な分野を得意な人に任せられる

チームで仮想案件をやるメリット、というよりはチームを組んだら良いことですかね笑

人によっては、一人で案件を受注して最初から最後までやる人もいますが、駆け出し期、特に超初期の頃はめちゃくちゃ不安だと思います。というか今も不安ですけど。

一人で行っていたらもしかしたらプレッシャーに押しつぶされていたかもしれませんが、私の場合はチームを組んでいたのでそのプレッシャーを和らげることができました。

複数人で作業するやり方も勉強することができましたし、この辺りは個人では絶対体験できないことだと思います。いきなり一人でフリーランスっていうのは実際はなかなか難しく駆け出しの頃は、私の様に複数人でチームを組んで案件を進めながら慣れていくやり方をしていく方法も一つのやり方だと思います。

個人的には、WordPress化まで出来るようになっておくといいかなと思います。

もちろん、WP化まででなく、静的サイトの状態での案件もありますが、それに対して数が多いのがWP化込みの案件です。なので、ここまで勉強しておけば間違いないです。

個人的にやっておいてよかったこと(番外編)

こちら番外編になりますが、必ずしも必須とは言えないかもしれないですが、個人的にはブログやSNS運用等も行っておいて良かったなとは思います。

〇ブログを始めたら良いこと

  • 小遣い程度ですが収入がはいる
  • 文章の練習(ライティング)
  • 自分の考えや気持ちを文章化できる(アウトプット)

文章の練習をしておけば、例えばクラウドソーシングなどで案件の提案の際に、提案に書く文章や営業文の文章なども書けるようになります。(ただし 必ずしも案件を取れるとは言っていない笑)

そして、SNS アカウントも育てておけば、後々のことを考えるといいかなと思います。というのも、例えば日々の積み上げだったり知識をアウトプットなどにTwitter を使い、ある程度フォロワー数が多くなれば、案件の時にクライアントにSNS 運用を提案する際の説得力になるかもしれません。

SNS の方から仕事が入ったり(自分の場合もまだないんですけど)するケースも想定されるので、SNS とブログを両方利用しておくのに越したことはありません。

まだまだ駆け出し なんでこれからというところです。最初は誰でも初心者でも慣れないところもあると思うのですが、ブログもSNS運用も小さく始めてコツコツやっていくのはいいかなと思います

とまぁこんな感じで色々とやれることはやりました。これらを全部いきなりやろうというのは難しいと思いますが、小さくコツコツ始めていくのはいいと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

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