どうも、くまだです。
フリーランス歴3年程度の経験しかない専業コーダーですが、営業が苦手でもなんとかなるもんです(というよりほぼやってない)。
今回は「Web制作(主にコーディングメイン前提です)においての営業が苦手でも仕事を獲得していく方法」についてざっくり書いていきます(あくまでもどうしても…という場合)。
ただし、基本的には自分で営業したほうがいいのは言っておきます。
過去にもこの内容の記事を書いていましたが、追記(とネタがない)して上げなおしです。
Web制作で営業が苦手なフリーランスの営業
営業というと人によってはハードルがめちゃくちゃあがります。私は営業未経験なのでなおさらめちゃくちゃハードルが高いです。(人としゃべるのも苦手)。3年もフリーランスやっているくせに….笑
コーディングはなんとかなりますが、営業は超苦手(なんならディレクションも)。
営業が超苦手というのは、個人事業主・フリーランスとしては致命的です。
他に自己分析するとこんな感じ。
- 初対面の人と話すのが苦手。
- チャットでのやり取りはだいじょうぶ。
- 自分の得意分野は分かっていて、明確に苦手なところは分かっている。
- 一度つながる、ある程度やり取り回数こなすとだいじょうぶ。
自分の経験則でしか書くことができませんが、私の仕事受注先は大きく下記のものに大別されます。
- 営業・ディレクションが得意な人に仕事を獲ってきてもらう
- 紹介
- 制作会社の下請け(現在はほぼない)
- 某スクールからの仕事(講師業ではない・ライティングメイン)
クラウドソーシングは2024年6月現時点で使っていません。
駆け出し期から今現在でも変わっていないのですが、基本的な戦略としては「得意分野は自分が頑張り、自分が苦手な分野は得意な人に任せる」というスタンスでやっています。営業とディレクション部分を人に任せているのである意味での「営業の自動化」になっているかもしれません。
営業・ディレクションが得意な人に仕事を獲ってきてもらう
実績がないと、一番最初がなかなかきついと思います。
私の場合はチームを組んで(チームの中に営業が得意な人がいたので)初案件を取りました。ひとりで仕事をするのがめちゃくちゃ不安で自信もなかったからです。ちなみに今も自信ありません笑。
余談ですが、以下のことはどの方法で仕事を獲ってきたとしてもやったほうがいいです。
- 納期を守る:納期よりも数日早めに納品できるとなおよい。
- ホウレンソウする:不明点やあいまいな部分があったらすぐに確認する
- ちゃんとした制作物を納品する:レスポンシブはできているか、エラーはないか、ちゃんと動作するか、各種ブラウザで確認しているか、など。
チームでやるとタスクを分担できるし、デザインが得意、JavaScriptが得意、などそれぞれ強みがあるならその人に任せるなどできます。
全部自分でできればいいですが、全部が全部自分でやる必要はないです。
もちろん、駆け出し同士が手を組んでも火傷する可能性は十分あるので、案件で困ったときにだれかに相談するなどの環境はあったほうがいいです(例えば、現役のエンジニアに相談できるなど)。
営業が得意な人、ディレクションが得意な人とつながり、コミュニケーションもとりつつ、可能であれば仕事をいただく。よく知らない人に仕事を任せようとは思わないはずなので、ある程度のコミュニケーションやスキルのアピールなどは必要です。
以下の記事でも初案件の話してます。
紹介で仕事につながる
実績がつき、クライアントから信頼が得られれば、そこから紹介や継続案件で仕事をいただくことがあります。
「仕事がある人or人脈がある人とつながって、その人から【仕事を持っている別な人を紹介してもらう、仕事をもらう】」というのもアリです。
うまくいけば仕事に困らない状況になります。仕事が忙しくて困ることはあると思います。
紹介だけで仕事が回るなら、「営業コストをゼロに抑えることができる」というメリットがあります。
もちろんこちらの場合でも、ある程度のコミュニケーションやスキルのアピールなどは必要です。
個人的には、例えばコミュニティに属してコミュニティの中の人たちといろいろコミュニケーションを重ねて、そこから仕事につながるケースが多いです。デメリットとしては、時間がかかることと確実性がないことぐらいです。
人によっては営業メール送るのすら苦手…という場合はこの方法もありなんじゃないかと思っています(話すのが苦手な自分でもできるので)。
ただ、自分の場合は「その人から仕事をもらうこと前提で仲良くしているわけではない」ことを念のため断っておきます笑
話したいから話しているだけです笑
ちなみに私の仕事の9割は、コミュニティや紹介からつながったケースがほとんどです。
制作会社の下請けで仕事につながる
紹介だけで仕事が回ればいいですが、常に紹介や継続案件があるとは限りません。
制作会社1つとだけでもつながって、仕事がもらえる状況になると、より安定します。
制作会社からの仕事だと、その会社のルールに従って仕事することになります。(コーディングルールや進め方的なもの)
紹介で制作会社とつながることもあるので、そのときは全力でがんばりましょう。
理想は、仕事がない月を失くすこと
仕事受注先を複数個分散してもっておくと、仕事がない月はなくなると思います。ただし、常にその複数個から仕事が来るとは限らないので、数によっては毎月の生活費を維持できるかは保証できません。
ちなみに私としては10個ぐらいもっておきたいと考えています。
仕事受注先を複数持っておくと、次のように仕事がないという事態は確率的には減るでしょう。
- 制作会社から仕事がこない→紹介案件、営業代行で取ってきてもらった案件やる
- 紹介系の仕事がない→制作会社の仕事、営業代行で取ってきてもらった案件やる
- 営業代行からの仕事がない→制作会社の仕事、紹介案件やる
「常に同じところから必ず仕事が来るとは限らない」という思考・前提で動きます。受注先を複数もっておけば、1か所仕事がなくても他があるからなんとかなります。
前回仕事が来なかったところも、次の月から仕事が来ることもありますし、この辺りは自分のリソースと相談です。
ただし、この方法のデメリットは「複数の受注先から同時に仕事が来ると回らなくなる」というのがあります。この辺りは外注するか、その仕事を断るか、もしくは先に述べた自分のリソースと相談することになります。
個人的には、いきなり複数の仕事を無理にやろうとせずに、徐々に増やしていきながら自分が対応できる範囲を見極めていくのがいいかと思います。
その他(気にしているところ)
その他に気にしているところでは、一度でも仕事でつながったところに、月に1回定期連絡をしているぐらいです。
例えば、当月の下旬あたりで、来月の仕事もしくは直近でお仕事がありそうかどうかお伺いの連絡をする感じです。
こちらのリソース空いてますアピールと自分の存在を忘れられないようにしています笑
仕事があればあれでよし、なければないで来月の下旬にまた再来月の仕事があるかどうかお伺いの連絡をします。
でも営業はできるようになりましょう
営業がどうしても苦手で、でも地盤固めをしたい、というのであれば上記の方法でもいいかと思います。ただし、いずれは自分で営業できるようになるといいかと思います。
というのも、代行だったり下請け系は通常よりも単価が安くなる傾向があります。
もし自分でエンド営業などできれば、制作単価はこちらで提案できたりします。
基本的にいつ仕事が切れるか分からない状況は変わらないです。仕事が切れたとき、自分で営業して仕事を取ってこれるようになると、そのあたりの不安は多少緩和されます。
ここまで読んでくださりありがとうございました。