どうも、くまだです。
スマホでサイトを確認したとき、「あれ、ここの文字だけでかくなってる?」ってなったときの対処メモ。
CSSで font-size を指定しているのに、スマホで表示すると一部の文字だけ勝手に大きくなる。デザインカンプ通りに組んだはずなのに、実機で確認したら崩れてる。
なぜ文字が勝手に拡大されるのか
スマートフォンのブラウザには「テキスト自動サイズ調整(Text Autosizing)」という機能があります。
もともとスマホのブラウザは、PC向けに作られたサイトを縮小表示していました。そのとき文字が小さくなりすぎて読みにくくなるので、ブラウザが「ここは読む必要がある文章だな」と判断して、文字を自動で拡大する仕組みを持っているんです。
問題なのは、レスポンシブ対応済みのサイトでもこの機能が働いてしまう。ちゃんとスマホ用にCSSを書いているのに、ブラウザが余計なお世話で文字サイズを変えてしまうケースがあります。
特に起きやすいのは以下のような状況です。
- カラム幅が狭い箇所(サイドバー・カード内のテキストなど)
- display: flex や display: grid のコンテナ内にある文字
- viewport の width=device-width が設定されていない場合
text-size-adjust プロパティとは
text-size-adjust は、ブラウザのテキスト自動サイズ調整を制御するCSSプロパティです。
body {
-webkit-text-size-adjust: 100%;
text-size-adjust: 100%;
}値は以下の3種類があります。
| 値 | 意味 |
| 100% | 自動調整をしない(指定した font-size のまま表示) |
| none | 自動調整を完全に無効化(非推奨) |
| auto | ブラウザに自動調整を任せる(デフォルト) |
ほとんどのケースで 100% を指定するのが正解です。none は後述の理由から避けたほうがいいです。
実際の書き方
基本的な書き方はシンプルです。body か :root に一行入れておけばOK。
body {
-webkit-text-size-adjust: 100%;
text-size-adjust: 100%;
}
-webkit- プレフィックスは iOS Safari 向けです。
リセットCSSやベーススタイルに最初から入れておく習慣にしておく。
まとめ
- スマホで文字が勝手に拡大されるのはブラウザのテキスト自動サイズ調整が原因
- text-size-adjust: 100% を指定すれば、CSSで指定した font-size がそのまま表示される
- -webkit- プレフィックスつきも忘れず書く